報徳福運社について

財団概要

報徳福運社は、1958年(昭和33年)に箱根湯本福住旅館の第十代福住九藏の遺志による。
第十代九藏は現在平塚市片岡の大澤市左衛門の五男として生まれ、幼名政吉といった。大澤家は片岡の大名主であったが、天保七年の凶作のころ、村内一統疲弊のはなはだしかった際、父市左衛門、兄小才太等が二宮尊徳の指導を受け、一村取直し仕法を実行し、近隣に比類のない優良村となった。
政吉が青年になったころ、父の勧奨によって二宮塾に入り、弘化二年から嘉永二年まで、江戸で報徳仕法雛形の作成、栃木県東郷陣屋で仕法実施に随従し、原理を傾聴し町村の立直しに従事した。嘉永三年辞去し箱根湯本福住旅館に入夫し、名主を相続、名を正兄(まさえ)と改めた。その教を実践し家業を隆盛に導き、余力をもって湯本町の振興に努力し、慶応元年に小田原藩から表彰せられた。閑暇をうかがい国学を学び、明治維新を迎えて更に郷土に尽し、かたわらかねて筆録した二宮尊徳先生の教話を補修して「二宮翁夜話」及び「富国捷径」を刊行した。その木版の下書きは十一代九藏である。
正兄は道を郷土に布き、その方法を伝えることを念とした。正兄の退塾にあたり、二宮先生は片岡の大澤家の功を賞し正兄の労を可として、克譲増益鏡一巻を著わし、善種金金百両とともに授与せられた。
要はこの方法の永続にある。
増益鏡の全篇六千数百字は、天地の開闢、生々発展、無窮に因果の関連をもって輪廻する実相を説き、これに対処する方法を叙し、天命の分限を明らかにし、古今の盛衰の跡を究明し、対立抗争の半円観を離脱して一円観をもって融合し、借財を返済し、荒野を開き、分度生活を確立して貧困を根絶し、禍を転じて福とし、文化を高めてこれを普及し、人生永遠に平和の基礎を確立する等、子孫人民の大道を説いたものであって、「たとい何国に行くといえども修行し来た富貴貧賤の秘法相続の儀は、財宝をむさぼるものは終に自然と禍発して貧賤その中に生ず、また財宝を譲り施せば終に自然と福発して富貴その中に生ず」と報徳推譲の根本精神を明らかにし、これを現実にする基礎は分度をたてるにあることを教示されている。ここにおいて報徳生活法の実践組織として財団を設立することになりました。

2013年10月より公益財団法人

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報徳博物館
公益財団法人 報徳福運社

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団体料金 30人以上2割引
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祝祭日の翌日ほか不定期有

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